軟水と硬水って何?
日本の水は軟水です
一般に市販されているミネラルウォーターのほとんどは、「軟水」「硬水」「硬度○○」と書かれています。
その水が硬水か軟水かによって味も口当たりも変わりますので、水選びには欠かせない判断材料となっています。
硬度とは何か
その水が軟水であるか硬水であるかは、「硬度」という指標で決定します。
硬度とは、水中のカルシウム(Ca)とマグネシウム(Mg)含有量を元に計算され、硬度が高い水は硬水、低いものは軟水と呼ばれます。
つまり、カルシウムとマグネシウムの含有量が多い水が硬水、少ない水が軟水と言い換えることが出来ます。
水の硬度は
硬度=カルシウム量(mg/l)×2.5+マグネシウム量(mg/l)×4
で計算されます。
上記式で計算された硬度が0~178の水を「軟水」、硬度178~356の水を「中間の水」、357以上の水を「硬水」と分類するそうですが、ミネラルウォーター市場では硬度100未満が「軟水」、硬度100~300が「中硬水」、硬度300以上を「硬水」と呼んでいるようです。
日本の水は軟水
自然の水は、土や岩の隙間をゆっくり移動し、長い年月を経て地上に出てきます。 日本の地層は水に溶けにくくミネラルの少ない火山岩が多く、なおかつ傾斜が急なため、地下水は数年から数十年という短いサイクルで流れます。そのため、ミネラルがそれほど多くない「軟水」となります。 一方、ヨーロッパ大陸などの地層は水に溶けやすくミネラルの多い石灰石が多く、なおかつ地形がなだらかなため水が何百年~何千年という周期で流れます。そのため、ミネラル分の多い「硬水」となるのです。 |
日本のミネラルウォーターに軟水が多く、外国のミネラルウォーターに硬水が多いのはこのような理由があります。
トラックバックURL:
関連する内容
Vittel(ヴィッテル)
Vittel(ヴィッテル) images/data/vittel.jpg" alt="Vittel(ヴィ
Contrex(コントレックス)
Contrex(コントレックス) images/data/contrex.jpg" alt="Contr
バナジウム天然水
バナジウム天然水 images/data/banaziumu.jpg" alt="バナジウム天然水" w
サントリー天然水(南アルプス)
サントリー天然水(南アルプス) images/data/alpus.jpg" alt="サントリー天然水
evian(エビアン)
evian(エビアン) 商品名:evian(エビアン) カルピス伊藤忠ミネラルウォーター
六甲のおいしい水
六甲のおいしい水 images/data/rokkou.jpg" alt="六甲のおいしい水" widt
Volvic(ボルヴィック)
Volvic(ボルヴィック) images/data/volvic.jpg" alt="ボルヴィック"
CRYSTAL GEYSER(クリスタルガイザー)
CRYSTAL GEYSER(クリスタルガイザー) images/data/cristal.jpg" a
おすすめ!おいしい硬水
硬水は飲みづらい? 一般的に硬水はクセがあって飲みづらいと言われていますが、好みはそれぞれですのでまずは飲んでみると良い
おすすめ!おいしい軟水
日本人は軟水が飲みやすい 私は、1日1本(500ml)必ず飲んでます(最近は水素水が多いですが)。 そんな軟水大好きな
軟水と硬水の特徴
軟水・硬水それぞれ特徴があります。 軟水の特徴 軟水は硬度が低い水であり、カルシウムとマグネシウムの含有量が少なく、以下
軟水と硬水って何?
日本の水は軟水です 一般に市販されているミネラルウォーターのほとんどは、「軟水」「硬水」「硬度○○」と書かれています。