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体の中の水分の役割

まずは体内での水分の働きを知っておきましょう。

体内での水分の働きは

1.摂取した栄養素を体全体に運ぶ
2.体内の老廃物を体外へ排出する
3.体温調節をする

の3つが大きなものとして挙げられます。

それぞれの働きと、水分が不足する事による影響を紹介します。

1.摂取した栄養素を体全体に運ぶ

水は様々な物質を溶かす働きを持っています。

全身くまなく流れる血液のおよそ8割は水分であり、血液中の水分に栄養素が溶けることで全身に栄養を運んでいます。

しかし、体内の水分が不足すると血液の水分も不足してしまい、いわゆる「ドロドロ血液」になってしまいます。

サラサラ血液 矢印 ドロドロ血液

水分が不足すると、サラサラ血液がドロドロ血液に・・・

血液中の水分が不足しているということは、栄養素を血液中に溶かす働きが弱まってしまっているということです。

栄養素を血液中に溶かす働きが弱まっているということは、血液中に溶けていられる栄養の量が少なくなることを意味します。

さらに、血液がドロドロになってしまうことで血液の流れも悪くなりますから、栄養素を運ぶ働きが弱まって体内に十分な栄養が行き渡らなくなってしまうのです。

2.体内の老廃物を体外へ排出する

生命活動によって生成された老廃物も、血液中に溶けて流れることで腎臓へ運ばれます。

血液に溶けて運ばれた老廃物は腎臓で血液中から取り出され、尿に混じって体外に排出されます。

水分が不足すると「ドロドロ血液」になり、老廃物を腎臓へ運ぶ力も弱まりますので、体に老廃物や毒素が残ったままになりやすくなります。

さらに尿も水ですので、水分が不足すると体から老廃物を体外に排出する働きも弱まってしまい、排出しきれず溜まっていくことになってしまいます。

3.体温調節をする

水は「温まりにくく冷めにくい」という特徴を持っています。

体の60%以上は水分ですから、気温が変化しても体内の温度はすぐに変化せず36℃から37℃を保つことが出来ます。この保温効果と、水が蒸発する際に周りの温度を奪う性質を利用した発汗作用で人間の体は体温調節を行っています。

水分が不足すると保温効果も発汗作用も弱まってしまい、上手く体温が調節できなくなります。

水不足は生命力不足

体内の水分が実は大きな働きをしていることを知って頂けましたか?

人間の体は体内の水分をコントロールする働きを持っていますから、基本的に水分は取りすぎても尿や汗として排出され、害になることはありません。

かといってジュースや清涼飲料水を飲んでしまうと、その中に含まれる糖分が体の中に溜まってしまい、太ってしまいます。

つまり、健康維持のためには「水を飲む」事が最も適しているのです。


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